ユリブロ

目指せ奇跡の50代、遅咲き男の娘ユリのブログ。略して『ユリブロ』

思わず笑ってしまう映画〚タイムトラベラー/昨日から来た恋人〛

ユリブロいつも読んでいただいてありがとうございます✨

 

今回は、私が今まで観た映画の中で、イチオシのコメディ映画をご紹介したいと思います😊✨

ご紹介します映画は、

「タイムトラベラー/昨日から来た恋人」

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辛い時期に助けてもらった作品

たしか15年程前、一人暮らしのワンルームの部屋で、テレビの深夜放送だったかと思います。

当時、仕事を辞めて、これからどうしようかと悩んでいた時に、この映画がテレビで放映していたのを観て、沈んでいた気持ちを慰めてもらったのを今でも覚えています。

当時私は、とにかく映画をよく観ていました。多い時では、1日5本も6本も借りて、それを1日で全て観ることもザラでした。その合間合間に、テレビの深夜放送の映画番組を観ていたので、年間にすると映画評論家ばりの相当な数を観ていたのではないかと思います。

仕事も恋愛も人間関係も何もかも上手く行かず、途方に暮れている中で、映画を観ている時だけは、日々の苦しさから開放される時間であり、落ち着いて頭の中を整理する時間であったのです。

 

 

そんな辛い時期に、こんな素晴らしい映画に出会えたことは、とても幸いなことだったように思います。

 

観ていると、その面白さにすぐに惹きつけられ、次の展開がどうなるのか楽しみで、あまり映画で笑ったりすることがない私が、思わず吹き出してしまうくらいに笑わせてもらった思い出があります。

 

初公開は1999年、25年も前の映画です。

なによりも、ストーリー設定が抜群に面白い映画です。

 

ストーリーを少しだけご紹介

この映画は、ある発明家一家の物語です。

 

ある日一家は、あることがキッカケで核爆弾が落ちたと勘違いしてしまいます。そこで発明家の夫と臨月でお腹の中に赤ちゃんがいる奥さんが、核シェルターに避難してしまいます。

 

そして、その核シェルターの中で産まれた子の名が、主人公アダム。

 

アダムは、核爆弾の放射能が消えると想定される期間まで、一歩も外に出ることなく、成人するまで両親の愛情を一心に受けて成長していきます。

 

核シェルターの中での生活をして、なおその中で子供が生まれて育っていくなんて、想像するだけで面白いですよね😊✨

 

そして、想定される放射能が消え、ついに一家に外に出る時がやってきます。数十年止まっていた時計の針が動き出した瞬間です。

それまで核シェルターの中の世界しか経験して来なかったアダムが、外に出ると、初めて経験することばかりです。

まさに、映画のタイトルの通り、過去からやって来た、“タイムトラベラー”です。

 

 

 

これ以上は、是非、観ていただいた方が良いと思いますので、内容は差し控えさせていただきたいと思いますね😊

 

 

本当に、心温まる映画です。

 

アダムを見守るご両親の愛情は、とてもアットホームで、家族が誰でも持ちうる温かい感情を感じることができます。

 

 

子供が育つのは、当然、家族の中で育っていき、そして、大人になるまで子供は自分の家族の世界しかほぼ知らないのは皆同じことです。社会に出て様々なカルチャーショックと出会いながら成長していく、そんな誰もが経験していく気持ち、子供の頃、両親の愛情いっぱいに育って、やっと成人式を迎えた時のことを私は思い出しました。そして、とても微笑ましい気持ちにさせてくれました。

 

自然と笑顔になってしまう、そんな作品です✨