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日銀マイナス金利解除の方向へ〜たまにやります🐣ユリの素人解説

 

日銀マイナス金利解除へ

 

皆様いつもご覧くださいまして誠にありがとうございます。

 

いよいよ日本のマイナス金利が解除の方向へ向かいそうです。

来週3月18日以降、日銀の会合でマイナス金利解除が決定されるのではないかというニュースが入ってまいりました。

長らく続きましたマイナス金利が終わりを迎えます。

現在の日本の政策金利は-0.1%。

予想ではこれを、0〜0.1引き上げていくということです。

しかし、アメリカやヨーロッパの政策金利が5%程もするのと比べますと、まだまだ大きな違いがありますよね。

 

今日はこのマイナス金利を解除することの影響を考えたいと思います。

 

 

 

直接的な影響

 

まず、マイナス金利の直接的な影響といたしましては、個人の住宅ローンの借り入れや企業がお金を借り入れる際に、金利が今よりも多くかかってくるということです。

では、住宅ローンにどれほどの影響が出てくるのかというのを少し調べてみました。

住宅ローンを借りる、又は借りていて、しかも固定金利ではなく変動金利に設定している場合、0.1%引き上げられたと仮定します。

例えば、3000万円を35年ローンで借り入れている場合、月々の支払いが1500円ほど増えることになるようです。月々1500円ですから、借り入れ年数など考慮しましたら、残年数にもよりますが、トータルでは数十万円増えることになります。

直ぐには利上げされないだろうと多くのアナリストが予想されていますが、1年ないし2年後にはこのような環境になっていくのではないかと言われています。そうなりますと、大きな借り入れに多少の影響が出てきますので、家が売れなくなったり、企業の借り入れが減ったり、将来への投資に影響が出てくるかもしれません。

私の予想では賃金が上昇してきて、景気がある程度調子の良いタイミングで、金利が引き上げられて行くのではないかと思います。

 

 

間接的な影響

 

次に、間接的な影響として考えられますことですが、それは日米の金利差がいずれ縮小していく可能性が高まったということでしょう。

現在、5%以上も日米金利差がある状況ですが、ゆくゆくはアメリカの物価上昇も落ち着いてきて、アメリカの景気が多少冷え込んでくるような状況になりますと、今度はFRBが、利下げに動くものと考えられます。

ですから、ちょうど日米が入れ替わる形で、アメリカは利下げ、日本は利上げに動いていくと考えられるでしょう。そうなりますと、為替のドル円は現在150円近辺と、これまでは円安方向へと動いていましたが、これからは次第に円高方向へ向かうだろうと推測されます。私の予想では、今年後半くらいから徐々に円高方向に向かうのではないかと思います。

 

 

円高になったらどうなる?

 

そこでもし、円高になっていくとどうなるのかということを考えてみたいと思います。円高になりますと、輸出品の価格が上がって売れにくくなっていきますし、逆に、輸入品は価格が安くなって仕入れやすくなるということが言えるでしょう。

 

これを具体的に考えていきますと、日本で作って海外に輸出する製品が売れにくくなるということです。

例えば、日本の屋台骨である自動車などですが、最終的に自動車を海外に輸出する場合、円高ですと海外での販売価格が高くなってしまうので売れにくくなるというデメリットがあるでしょう。しかし同時に、日本の中小の部品メーカーなどのことを考えましたら、輸入している原材料費が安くなることで、経営が楽になるというメリットも考えられます。

また、現状多くの企業が海外に工場を移転させてリスク管理をしていますので、その辺のバランスが上手く取れているなら、それほど問題ではないのではないかと私は思いますし、中小零細企業のことを考えれば、良い方向に向かうのではないでしょうか?

 

一方、輸入は物が安く手に入ることから、好影響があると考えられます。燃料代、食料、原材料などが安くなることから、スーパーなどの小売業や飲食店、アパレル業、また配送業には好影響が出てくるのではないかと考えられます。

私達が生活する上では、ガソリン代も安くなり、食料品も安くなっていくでしょうから、この先、個人消費は良い方向に向かうと考えられますし、私達低所得者層にとっては、メリットの方がいくらか大きいのではないかと私は思います。

 

 

実際にこれから金利がいくら上がるのか、またいつ上がるのか、これら状況を冷静に見ていきたいと思います。

 

素人の解説でしたが、ご清聴ありがとうございました。

 

 

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