ユリブロ

女装子ゆりの美容中心の雑記ブログ。頑張ってます!

ユリの寂し嬉し悲し1日❤️‍🩹

 

皆様、いつもご覧くださいまして誠にありがとうございます。

 

少し前に、とても落差の激しい、高低差のあるジェットコースターに乗った時のような1日を経験してしまいました。(乗ったこと無いのですが)

そんなお話をさせていただきます。

 

その日はマッサージのお仕事の予約が2件入っていました。私にすれば2件も入るってなかなかありません。月に2、3回あるかなないかという感じです。

 

いくら儲かるな、その内いくらほど置いといて、残りは銀行に入れて、あとはお財布にいれとこうみたいな計算を既に頭の中でしながらですね、その日の朝出発いたしました。

 

 

仕事場まで車で約2時間掛かるんです。2時間車運転するのも疲れます。体にGがかかって結構疲れるものです。ガソリン代もかかるし、パーキング代もかかるし、費用も馬鹿になりません。

2時間かけて目的のパーキングに停めましたところ、「キラリンッ」とメールの着信音が鳴りました。あっそうだ。今朝、念の為に1件目のお客様へ本日のご予約の確認のメールをしていたので、その返信だなと思いました。案の定、そのお客様のメールだったのですが、メールを開いたところ、何やら長文がつらつらと書かれているのでした。

読み進めると、つまりは体調不良。

 

キャンセルです。

 

こんなところまで来てキャンセルって💧

お客様曰く、昨日から体調崩していて今朝は大丈夫だったけど今熱があるとのこと。

心のなかで「マジカヨっ(´;ω;`)早く言ってよ」と何度も何度もこぼしつつ、どうしようかなぁと途方に暮れておりました。

 

はっ、そこで私は思い出しました。

あっそうだ、昨日ご連絡いただいていた方、確か今日ご予約ご希望だったんだけど、お断りさせていただいてたんだ、そうだ!その人に今日空きが出たこと一か八か連絡してみよう!✨と思い立ったのです。

 

そして、そのお客様と何とか連絡が取れました。

なんとっ!予約を入れてくださるということになったんです。

私はとてもホッとしました。

 

無事にその後、急遽ご連絡差し上げたお客様は来ていただけまして、

「急に連絡したのに来ていただいてありがとうございます」と、本当に感謝感謝の想いを伝えました。

さらに、そのお客様は時間を延長してくださり、その上、私にこんなことを言ってくださったんです。

 

釣りは要らないよ

 

こんなセリフドラマでしか聞いたことがありません。そんな神様みたいなことを仰って、チップまで出していただいて、私の心から先程のキャンセルのことなど一切吹き飛んでしまいました。

あー良かった本当に、“捨てる神あれば拾う神あり”だなんて思いつつ、

自分の力のすべてを出し尽くして、全身の血量がカラカラになるくらいサービス満点の施術しました。

そんな施術にお客様も満足していたたいて、ホッと一息。

 

 

さあ、次のお客様だな。

と持ってきていたバナナとデコポンを食べて腹ごしらえをし、次に備えて部屋のお掃除を入念にしてシャワーを浴びて汗のかいた衣装を着替えて準備完了。

 

万全の準備をして次のお客様を待っていたところ、

「ピンポーン」

予定通りに一階のオートロックのインターホンが鳴って、次のお客様が来られました。

この瞬間が一番緊張するものです。お客様が来るか来ないか心配になりますし、初めてお会いしますから。

そしてもう一度、「ピンポーン」

玄関までお客様が来られました。

 

扉を開けると、

ほんの一瞬の出来事だったのですが、とてもとても長く感じられました。

お客様は首を少し上下させて私のことを舐めるように見て、少しずつ仰け反りながらおもむろに一言。

「あーーー」

何これ?何これ?こんなの初めて?!

私は初めてのことにびっくりしました。

「タイプじゃないからキャンセルします」

何ー!!!!

対面して、面と向かってキャンセルいいますか!?!

凄く悲しいぃ〜腰から崩れ落ちそうぅ〜(´;ω;`)

 

捨てる神あれば拾う神あり、でもまた捨てる神現れる。

 

涙が出そうになるのを堪えつつ

「かしこまりました」

と答え、お客様は去っていきました。

早く消し去りたい過去が出来てしまった瞬間をひしひしと感じました。

 

こんなの初めてのこと、ひどい仕打ちだと天を仰ぎ、心に良からぬ感情が走馬灯のように湧き出てきて、こんな時間まで待って、掃除もしたし準備もしたし、お客様が好みであろう衣装も着たし、何から何まで準備して労力を使って、そんな悲しいことってある?!と崩れ落ちてしまいました。

 

私は、5分後にようやく気を取り直して、さっきチップもらったし別いいじゃん!疲れてたしそんなにやる気もなかったじゃん!大丈夫大丈夫、プラスに考えよう!決して私がブサイクじゃなくて趣味が合わなかっただけ、そうそう大丈夫!と自分に何度も言い聞かせました。

 

しかし、やはりまだ面と向かってキャンセルを告げられたのはなんだかショック冷めやらず。背中の見えないところに「この人駄目です、ブサイクです」と張り紙されてるような恥ずかしい気持ちになりました。一生懸命自分の駄目な部分を見ないように見ないように頑張っていたのに、無理やりさらけ出されたような気持ちで、今まで見ていた現実は私の幻想だったのかとさえ思えてきました。

 

しかし、こんなところで落ち込んでる場合じゃあありません!

なんとか頑張ってやっていきたいと、これを肥やしにしてもっと綺麗にもっと魅力的になってやる!と、こんなところで倒れるわけにはいかないんだ!と自分の尻を叩いています。

 

どんな仕事も大変なことがあるものですね(´;ω;`)

はートラウマになりそう。。。

 

と、こんな落差の激しいジェットコースターのような1日でございました。結局、この日は金銭的にはトントン、気持ち的にはややマイナスといったところでしょうか。

 

ご清聴ありがとうございました🙇

なんとか頑張っていきます。

 

 

 

 

 

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