お任せとは、料理人に注文を委託するという日本料理の用語である。
おまかせスタイルを注文したお客様は、メニューに無いような料理が提供される事を期待して注文を行う。一般的にはアラカルトで注文した料理より値段の高い料理が提供される[1][2]。
近年、日本料理の浸透とともに、この用語も浸透した[3]。
Wikipediaより
ちょっと前に、はじめてお任せのお客様を対応いたしました。
お任せとはWikipediaにもある通り、主に料理屋さんなどで使われる言葉ですね。
フランス料理や、日本料理、お寿司屋さんなどで、お金持ちでセレブな方が使うイメージです。
意味は、
「あなたに全てを委ねますね。頼みますよ。」
それを受けて料理人さんなどがお客さんへ、ずいを尽くした料理を振る舞います。
お任せという言葉に含まれた様々な事柄を察して、暗黙にそれに答える信頼関係で成り立つシステムなのです。
私が対応したお客様というのは、対応したといえば語弊があります。
マッサージ店ですから、読者の方々はマッサージをお任せされたのだと思ってらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
予約の対応をしたお客様のお話しです✨
ある時、ご予約メールがきました。
普通は、何月何日、何時から、何分コース、連絡先、などが全て書かれたメールがくるんですが。
その「何時から」のところだけ、“おまかせ”だったんです。
そんな“おまかせ”に相対した経験がなかったたものですから、とても私には難しかったなと、後で考えると思うところですが。
私はというと、案の定、真に受けてしまって、そのまま自分の空いてる時間を指定させていただきました。
「では、一応ご予約の方を何月何日の何時〜で設定させていただきます。ご確認くださいませ」
ということで、メールを返したんですね。
それに対するお客様の返信が、
「時間が合わないから諦めます」
「また今度機会があれば」
凄い切り返しの速さで、私はすごく悪いことしたような気分になっちゃって、いやいやいやいやいや、チャット待ってよ!お任せって言ったじゃんっ!て思ってしまって、一時混乱いたしました。
私に合わせてくれるんじゃないのっ?!どういうことっ!?て、お任せなんだから!というふうに、
リトルゆりが叫んでおりました。
皆さんはベストな答えは何だったと思いますか?
担当の方に相談した結果、
いくつか時間のパターンをあげて、ご提示すると成約が取れる確率が高かったんじゃないかということてした。
私は、なるほど、そうかと落ち着き、
納得いたしました。
どういうお客様なのでしょう?
とてもセレブな方なのでしょうか?
たとえば、会社の社長さんで、秘書さんがいらっしゃって、その秘書さんに自分のスケジュールなど全てを任せている。
常にそういう案配をみながら、優秀な秘書かそうでないかを見定めている。
そんな人ではないかなぁと思いました。
そういう嗜みを求めておられたのではないでしょうか?
私がすべきだった完璧な答えを想像するに、
「ご連絡ありがとうございます。
〇〇樣、明日のご予定はどのようなご予定になってらっしゃいますか?
もし、午前中にご予定がございましたら、午後より施術させていただきたいと思います。午後にご予定がございましたら、ご予定あるお時間までに施術させていただければと思います。
もしも、お休みでしたら、お食事やお買い物などされた後の夕方以降でいかがでしょうか?」
おそらく、これが完璧な返答だったのでしょう。
(コピペをして、次におまかせの方が来たら、使うことにします。皆さんも良ければどうぞ。逆に嫌味に聞こえるかもですね。)
う〜難しい。
ここからは愚痴になります。
そこまで求めるならば、もう少しグレートの高い高級エステに行ってください!っと心から漏れ出してしまいます。
私等はもうそんなんじゃなく、ギリギリで生活しておまんねん!!
人を見ていいなはれ!
こういう時に思わず関西弁が出てしまいます。
少し取り乱してしまいました🙇
ま、とにかく、勉強にはなりました。
逃がした魚はデカいですが、次こそはという思いで頑張ります。
その釣り糸が切れちゃったという話でございました。
この先、やっていけるかなぁ。。
自信なくしちゃったなぁ。。
お客さん来てくれるかなぁ。。