ユリブロ

目指せ奇跡の50代、遅咲き男の娘ユリのブログ。略して『ユリブロ』

 

ユリのスピーチ術🌷

 

極度の上がり症がスピーチを

 

“ユリのスピーチ術”とは自分でも大きく出たなと思いますが、今日は自分の経験を元にしてスピーチについてお話したいと思います。

 

私は元来、極度の上がり症でした。「でした」というともう克服したみたいですけど、今も基本は上がり症ですが。

 

基本的に数人のグループで会話したり、その中で場を取りまとめる役割やお話をしたり、または大勢の人の前でお話しをしたり、とにかく人前で話すことが凄く苦手です。


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会社員時代のある時、仕事は真面目で性格も悪さするタイプでないので、上司から責任者を任命されることがありました。

 

私はどうしてもそういうことを拒みました。何故なら、責任者になったら人前で話すことが増えて仕事の一部になってしまうからです。

 

とても悩みました。

以前に、臨時で大勢の2、30人くらいの人前で朝礼をしたことがあって、その時に随分まごついてしまって、赤っ恥をかいた経験があったからです。

 

その時の、目の前の人の圧力が今でも思い出されますが、当時はもうトラウマのごときものでした。

 

再三断ったのですが、どうしてもということで、結局は断りきれずに、その役割を受けることになったのでした。

 

私はどうするものか、

また、あの朝礼の時の恐怖がいつ蘇って来るかもしれない。

そんなふうに心のなかは、いつも不安で一杯でした。

 

「でもやらなきゃいけない、なんとしてもやろう。そのためにやれることは何でもやるぞっ」

と心に決めました。

 

それで私のやったこと、いくつかございますので、ご紹介いたします。

 

 

 

私のした対策

 

まず1つ目は、

心療内科に相談に行ったことです。

まずは、心の不安をできるだけ取り除こうと思いました。

それまでは、そういう病院に抵抗があって行かなかったのですが、ちゃんとスピーチができるなら何でも構わないという思いで、行きました。

 

結果、先生といろいろお話しをして、得るものはありました。

冷静に話を聞いてくれる存在ができたこと、それがまずプラスになります。

もう一つは、薬を処方してもらったことです。 

一時的に不安を抑える薬です。

この2点は、私を随分助けてくれました。

 

朝礼でスピーチをする際は、おまじないのごとく薬を飲んだら、気持はある程度落ち着きましたから。

 

でもそれだけでは、上手く行くものではありません。

 

2つ目、

私は人前で話す練習を始めました。

具体的には、

週に一度、スピーチ教室に通い始めました。

スピーチ教室に行くと、5人〜多いときで10人くらいの生徒さんがおられます。

 

そして、話し方を教えてくれる先生がいます。

 

そこで基本を教えてもらったのでした。

 

発声練習にはじまり、

起承転結、話す順序だったり、

教えてもらいました。

大きかったのは、

その一回の講義の中で、実際にみんなの前でお話する機会が2回くらい与えられたことでした。

 

そこで実技をできたことはかなり大きかったように思います。

 

さらに、他のスピーチの集会などにも積極的に出向いて、武者修行することもありました。

 

とにかく、人前で話す経験を沢山して慣れないことにははなしになりませんから。

 

それに加えまして、

移動の車の中などで、話す練習をしたり、落語を聞いて覚えて、宇宙で話す練習などもしました。

 

とにかく、当初覚悟した通り、やれることは

やったんです。

 

 

その結果

 

なんとかなったんですね。

朝礼など毎日、2回は大勢の前で話す機会がありましたが、

話す前に、前もって話す内容をまとめておくこと、メモを用意しましたし。

その上で、薬を飲んで落ち着いて、

スピーチに挑んでいました。

それでなんとか2年ほどの間、やりきれたんです。

 

 

確かに慣れてはいきました。

でも、正直いうと最後まで薬がないと不安でした。

何回か薬を忘れた時もありましたが、忘れた時はすごく不安になったものです。

なにはともあれ、なんとかかんとか、やりきることが叶ったというわけです。

 

でもしばらくそういう仕事から離れていると、また不安になるものですね。

人間そんなに直ぐに進歩しないものですね。

 

 

自分にとっては、すごく大変なことだったので、あまり、慣れないことは無理せずやらない方がいいというのが結論です。

 

でも、いい経験にはなったなって思っています。

 

 

人前で話すことが、苦手な人って沢山いらっしゃると思いますが、

頑張ればその場しのぎでなんとかなります。

 

もしそういう人がいましたら、頑張ってください。

 

エールを送りたいと思います✨