はじめに
皆様、いつもユリブロをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
今日は、私達、女装子の命とも言うべきウィッグのご紹介です。
女装をする上で、ウィッグ選びは非常に重要なもので、自分に合ったウィッグ、または品質のいいウィッグを選ぶことは至難の業です。
私もこれまで幾つものウィッグを、買っては捨て、買っては捨てを繰り返してまいりました。振り返りますと、その数は数十にも及ぶ膨大な数になります。
今も未だ、何がベストなのか、その答えを探している途中ですが、現時点でのベストといえる2つのメーカーさん、また、使う前の注意点や、手入れの方法などご紹介したいと思います。
ウィッグメーカー「FESHFEN」
FESHFEN、読み方はフェシフェンという中国のウィッグメーカーです。昔、テレビのドキュメント番組で、若い女性が腰までもある長い髪を売って、お金に変える様子を映していました。やはりウィッグは主に中国で製造されているのが殆どのようです。
私のよく購入させて頂くウィッグは、こちらのようなショートボブです。⬇こちらはアマゾンさんでもご購入できます。
ショートボブも、メーカーによって沢山ありまして、表記されている長さは大体頭から30センチ程になります。どのメーカーさんも長さ表記は同じなのですが、カットの仕方が違うので、実際に使ってみると其々微妙に長さが違うことがあります。
ショートボブは、特に頭の大きさや、顔の大きさに応じて購入しなければ大変なことになります。モデルさんによっては、かなり顔が小さなお人がモデルになっているケースがあります。そういう時は、かなりギャップを生んでしまって「顔が大きいツタンカーメン」のような顔になってしまいますので、注意してください😅
ウィッグ選びの重要なポイントは、そうしたモデルさんの顔と自分の顔のギャップを計算した上で、写真の髪の長さが、どれほどの物なのかを想像することです。サイトによってモデルさんの身長などが記載されている場合がありますので参考にしてください。そこさえ間違っていなければ、大丈夫だと思います。
しかし、失敗することも多々ありますので、結局は、いろいろ買ってみて「これだ!」と思う、自分に合ったものを見つけるしかないかなと思います。
ちなみに、このフェシフェンのウイッグ良さを語らせてもらいますと。
★抜け毛が少ない
ウイッグでも、抜け毛が多いものや、髪量が少ないものなど様々あります。出来るだけ抜け毛が少ないに越したことはありません。付けていて、顔に絡まってきたり、肩に毛が落ちて気持ち悪かったり、それだけで大変なストレスになってしまいますよね。
フェシフェンのウィッグは、割と抜け毛が少なく、毛の量も多く、全体的に纏まりがあります。
★締めつけ感が丁度よい
皆さん、それぞれ頭の大きさが違うと思いますので、なんとも言えませんが、頭の大きな私にとっては、締めつけ感が丁度よいです。
ウィッグには、大抵、ゴムバンドが付いています。ゴムバンドをしていれば、脱げる心配を少し減らせますので、このゴムバンドのフックを装着して、頭がキツくないものがベストです。
ゴムバンドがキツイと、1時間も経てば、頭がしめつけられて痛くなってきてしまいます。かと言って、デート中に脱ぐ訳にもいきませんから、このゴムバンドの頭の締めつけ感というのは、非常に重要なポイントです。
ちなみに昔、デート中に頭が痛くなってしまってお相手の男性から機嫌を損ねたと思われて、次回から会ってくれなくなったことがありました😅皆さんもご注意して頂ければと思います。
理想をいうならゴムバンドが事故で外れてしまっても、丁度よい締めつけ感で、スポッと脱げないのがベストです✨
★FESHFENのウィッグは箱入り
フェシフェンのウィッグは、私が買った限り全て箱入りなのが嬉しいところです。
大抵、ウィッグを買うとパウチの袋の中に、型紙と一緒に入っています。
パウチの袋に入っていると保存が難しくなります。なので、箱入りというのは、癖がつきにくく、長持ちするのでオススメのポイントです。箱がないウィッグの場合は、100均SHOPや雑貨屋さんで、丁度よい箱を買ってきて、ウィッグを入れることをオススメします✨
もう一つ、最近見つけた素晴らしいウィッグメーカーをご紹介いたします。
結構イケてて超激安!「SIVIR」のウィッグ
こちらも中国のウィッグメーカー、SIVIR、読み方はシビアになるのでしょうか?不明です。
こちらのウィッグメーカーさんは、私が見ている限りでは、アマゾンでは取扱っていないようです。しかし、今話題のSEINEやアリババグループのアリエクスプレスで、販売されています。
★デザインが豊富
私は最近は、こちらのSIVIRのウィッグが大変気に入っています。というのは、サイズ感がよく、デザインが豊富で、ちょうど、探していた感じのショートボブが見つかったことが大きなポイントでした。SEINEで見ていますと、ウィッグメーカーも本当に沢山あって、何が何やら分かりません。
しかし、実際に使ってみると他と差別化が計られているようで、微妙にカットの仕方や雰囲気が違います。SIVIRの商品のラインナップは形に品のある感じがするので、清潔感が感じらるところが良い点です。
★お値段が安い
こちらのメーカーさんのウィッグはSEINEでご購入されるのをオススメします。SEINEに入っているウィッグメーカーは、しょっちゅうセールをしていますので、アマゾンでのウィッグの平均価格より、どれもかなりお安くなっています。おそらく半額か半額以下で、そう変わらない品質のものがあるのではないでしょうか。
アマゾンさんはコンビニ受け取りや、プライム会員の配送料無料などがあるので、利便性は高いですが、それを除けばSEINEにも良いデザインで、品質もそう変わらないSIVIRなどのメーカーが沢山あります。
しかも半額以下で買えるとなれば、皆さん何れはコチラに流れるのではないかと思います。
★若干抜け毛が多いのが難点
悪い部分を強いて言うなら、抜け毛が多いことくらいです。しかし、沢山のウィッグを取り扱っているメーカーさんなので、ある程度、商品も揉まれていて悪くない製造レベルにあると思います。それもこれも安さで全て納得できるでしょう。
SIVIRは今、私のイチオシです!
女装子さんのウィッグというのは、野球選手でいうところのグローブやバットのような物です。毎日丁寧にケアしてあげることは、より洗練された女装子への近道といっても過言ではありません。
それでは最後に、ウィッグの手入れの仕方、長持ちさせる方法を付け加えて、終わりにしたいと思います。
私のウイッグのお手入れ方法
★使う前の注意点
購入直後のウィッグは、非常に抜け毛が多いです。
工場での製造過程で植毛の甘い箇所があれば、それだけ抜け毛も多くなります。また、製造過程で切れた毛や抜け落ちた毛がそのまま付着しているケースがあるらしいので、購入直後のウィッグは、櫛でよく研いて毛を落としましょう。
それでも最初のうちは抜け毛が多いので、あまり気にならない時と場所を選んで何度か試し着をしましょう。
何度か装着して櫛で研いたりしていると、抜け毛もある程度収まってきて、形なども頭に馴染んできます。
★シャンプーの仕方
私の手入れ方法は、普通に自分の髪を洗うやり方とほぼ同じです。
①優しくお湯ですすぐ
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②シャンプーをする
※シャンプーは、あまりクリーミーなものよりも、仕上がりがサラッとするタイプのもの使って、絡まらないように優しくしましょう。
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③リンスをする
※シャンプーと同様、あまり油分が少なく仕上りのサラッとしたものを選びます。
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④乾かす
※タオルでしっかり水気を取って、ドライヤーで乾かす。この時も優しく絡まないようにしましょう。ドライヤーをした後も、自然放置をして完全に乾かしてから箱に直しましょう。
★重要なポイントを、もう一度おさらいすると、先ずは絡まないように優しく洗うこと。一旦絡まってしまうと取り返しがつきません。玉になって修復不可能になってしまいます。
そして、オイリーでクリーミーなシャンプー&リンスを使わないということ。やはり、自分の髪の毛とは違い痛みが早いので、何度も洗髪できません。クリーミーなものを使うと、油分が固まってゴワついてしまいます。洗髪はできるだけサラッと仕上げましょう。
育毛サクセスなどのサッパリ系のシャンプー&リンスをお使いになられることをオススメします。
ロングやセミロングのウィッグの手入れをするなら、なおのこと注意が必要です。とにかく定期的に、そっと優しく洗ってあげて、サラッと仕上げましょう。
★たまにシリコンスプレーでコーティングする
ウィッグは使っているうちに、段々とサラサラ感が無くなって、ベトベトゴワゴワしてきます。水分や油分を吸って硬くなったり、傷んできて毛と毛が絡まってきてしまいます。
そこで、始めの買ったばかりのサラサラ感とツヤ感を取り戻す為に、巷でよく使われているのがシリコンスプレーというものです。シリコンオイルをスプレーで細かい霧状にして吹き付けるもので、シリコンの素材にくっつかないという特徴を利用しています。
このシリコンの特徴を活かして、髪の毛をシリコンでコーティングして、毛と毛の滑りを滑らかにし、もとのツヤ感を取り戻そうというのです。しかし、シリコンスプレーも様々なので、どのシリコンスプレー或いはシリコン系のスプレーが良いのか見分けなければなりません。
マリブ ウィッグ専用スプレー
まずは、⬆こちら、ウィッグ用に作られたシリコンスプレーです。
1本約1000円ほどになります。
よくネットなどで普通のホームセンターなどで500円ほどで買える、工業用のシリコンスプレーでも代用は可能と書いてあるものを見かけます。ただし、工業用はタイプによって凄くべとつきますので、代用するのであれば、『速乾性、べとつかない、ドライ』など書かれたものが私は良いと思います。
こちらのウィッグ専用のものは、工業用のシリコンスプレーには入っていない、化粧品などに使われる保湿成分が含まれて、ウィッグ専用に作られていますので、使うならコチラにする方がいいかと思います。
※シリコンスプレーを使う際は、少量をサラッと吹きかける程度にしましょう。元はオイル成分ですので、かけ過ぎるとベトベトになってしまいます。何度かシリコンスプレーでケアしてベタつきが出てきたらシャンプーしましょう。
私のオススメはこちら⬇
ギャツビーパウダーデオドランドスプレー
こちらも超サラサラのパウダーが凝縮されているシリコン系のスプレーです。1本500円ほどで購入できるのが魅力です。
かなりサラサラに特化していますので、何回も使い古してゴワつきやベタつきが取れないウィッグなどに使うと良いかなと思います。買ったばかりの頃のサラサラ感を少し取り戻すことができますので、オススメです。
★普段のケアはサラサラなスプレーで
シリコンスプレーを毎回使うとオイルが固まって髪が硬くなってしまいますので、普段のケアには、ウエットタイプのウィッグスプレーや、100均ショップなどにも売っているヘアスタイルスプレーなどを使って化粧汚れなどを拭き取りましょう。
「サラサラ」と表記のあるものでしたら、ある程度は質を保てると思います。しかし、こちらも何回もしていると、成分が髪に溜まってゴワついてきますので、数回に1回は優しくシャンプーして洗い流しましょう。
⬇こちらは、シリコンオイル未使用のウィッグサラサラスプレーです。
おわりに
こうして、ウィッグというものは凄く傷みやすくて、メンテナンスも大変です。自分の髪のように大切に扱わないとすぐに傷んでしまいます。
やはり、沢山買っていく中で、自分に合ったデザインやサイズのものを見つけて、そのウィッグを何度もリピートすることがベストではないかと思います。
世の中には、まだ見ぬウィッグが沢山あります。皆様も、良いウィッグがあれば教えてください😊✨
まだまだ探せば良いウィッグがありそうですし、女装はウィッグが命、私のウィッグ探しの旅はまだまだこれからです。
また、良いウィッグがありましたらお知らせ致します🙇