- 手術に至るまでの経緯
- 術前検査
- 入院〜手術前日
- 手術当日〜術後5日の記録
- 術後6日(退院)〜術後13日の記録
- 術後14日〜術後20日の記録
- 術後20日〜術後27日の記録
- 術後28日〜術後34日の記録
- 術後35日〜術後42日の記録
- 術後6週間までの重要ポイントのまとめ
- 経過記録
皆様いつもご覧くださいまして誠にありがとうございます。
ユリブロを運営しております、女装子のゆりです。
先日、扁桃腺摘出手術を受けてまいりました。
今回はその記録を残しておこうと思いまして記事にいたしました。
扁桃腺摘出手術をお考えの方や迷っておられる方の参考になればと思います。
よろしくお願い致します。
手術に至るまでの経緯
幼い頃より私は扁桃腺肥大、つまり普通の人より扁桃腺が左右両側とても大きく、長年扁桃腺の腫れによる発熱に体の不調に悩まされていました。
コチラがその私の扁桃腺になります🫱✨
うわぁ~キモッ!
気持ち悪くて申し訳ございません。
でも今となっては懐かしい〜。
喉の奥の両サイドにこんなにも大きな扁桃腺が付いていたのです。
今見ても超巨大ですね。
なので少しでもバイ菌が入ってしまうと、瞬く間に腫れてきてしまいます。
ずっとずっとそういう状態が自分では当たり前ではあったものの、体調を直ぐに崩してしまうことは悩みの一つでもありました🥹
特に40代に入ってからは扁桃腺の腫れる頻度が高くなってきて、ここ2、3年は1ヶ月に一度の頻度で扁桃腺を腫らして耳鼻咽喉科へ通院しておりました。
疲れが出て免疫が弱ってくると扁桃腺が腫れてしまうという状態になっていました。
そのような状態を慢性扁桃炎というらしいです。
慢性扁桃炎とは、扁桃腺にバイ菌が住み着くこと、所謂、扁桃腺そのものが病巣と化してしまい、免疫力が低下した際に扁桃腺に住み着いていたバイ菌が活発化して扁桃腺を腫らしてしまうというものです。
そうなると扁桃腺が腫れて喉の痛みや発熱を繰り返し、仕事や日常生活をする上で病院のお薬が手放せない状態となってしまいます。
私は毎日が不安でしたので、病院をハシゴして薬(主に抗生物質)を自分である程度ストックしているような有様でした。
そんな状態を続けるのもどうかと思いまして、ちょうど会社勤めを辞めて個人事業主になって休みが取りやすくなったということもありましたので、この時期に思い切って扁桃腺摘出手術をする決断をしたのです。
扁桃腺摘出手術をするには、かかりつけの耳鼻咽喉科さんなどによる紹介状が必要です。
私は月一度は扁桃腺が腫れてかかりつけ医に掛かっていましたので、都度扁桃炎の摘出を勧められていたので紹介状を書いてもらうことにしました。
私はその紹介状をもって近くの大きな総合病院の方に行くことになりました。
総合病院の先生曰く、
「いい時に来たかもしれないですね。うん、取りましょう。」
ということで、早速手術の段取りのお話になりました。
ただ注意点として、
「言っときますが、めちゃくちゃ痛いですよ。」
ということだけを告げられました。
えっ!そんなに痛いの!?と一瞬躊躇して怖くなってきましたが、これまで何度も扁桃腺を腫らして熱を出していたことを思い出だせば、さすがにここまで来て引き返すわけには行きません。
その場で手術の予約をしました。
私にとって人生初めての全身麻酔による大きな手術。
怖いけどやるしか無いという気持ちです。
術前検査
手術を予約してから実際に入院するのは1ヶ月後くらいになります。
病院の予約状況や術後検査などがありますので、今日行って来週手術するなどは余程のことがない限り難しいようです。
1ヶ月後の手術までの間に、術前検査がありました。
扁桃腺摘出手術は全身麻酔で行われますので、それに耐えうる体調かどうかを調べるわけです。
身長、体重、尿検査、血液検査、レントゲン、呼吸の検査、さらにHIVや梅毒、肝炎なども含む様々な検査を行いました。(入院の1週間程前には検便の提出もしました。)
そして、もし扁桃腺が腫れたり風邪を引いたりして、何か病院に掛かって薬を飲む場合には逐次連絡して欲しいということを告げられました。
先生からは、
「全身麻酔をするので、体調が悪いと〇〇さんのリスクになります。熱が出たりして隠して手術をする人もいますが、本人のリスクになるだけなので気をつけてくださいね。とにかく体調管理をしっかりしてくださいね。」というお話をされました。
検査までの間もまた扁桃腺が腫れてしまっていたのですが、
「お子さんであれば、手術を中止するところですが、扁桃腺そのものが病原だということもありますし、大人の方は特段中止する必要はないでしょう。また当日までに体調を崩したりしたら連絡ください。」
と言われました。
それと合わせて、
「言っておきますが、この手術には味覚障害のリスクがあります。」
と先生は味覚障害のリスクを強調されました。
「〇〇さんが、もし飲食業などをしていて料理をする機会が多ければ、私はこの手術なんてオススメしません。手術時に開口器という器具で舌を押さえつけますので、その影響で一定の割合で味覚障害が発生します。私も実際に何人かそういう方を見てきました。しかし、我々皆熟練のものばかりですので、他の病院よりも手術時間は短いですが。。しかし、自分だったら大丈夫だろうということはありません。リスクは誰にでもあります。」
というお話でした。
私は味覚障害のお話しががすごく怖くなりました。
一生ごはんの味がしなくなって、何の味気もない人生になったらどうしよう。。
決意が少し揺るぎそうになりましたが、とにかく手術までまだ後3週間ほどありましたので、それまでに気持ちを決め切ればいいかと考えることにしました。
入院〜手術前日
結局、私は手術を決断しました。
不安なことは考えず、とにかく担当の先生に全てを託して信頼するという気持ちです。
入院当日、前金の30000円、手術や入院に関する誓約書などの書類が数枚、事前に用意していた高額医療費限度額認定証、その他入院に必要な着替えなど諸々を持参して、約束の時間のお昼ごろに総合病院に行きました。
入院受付で小一時間ほど書類の受け渡しや軽い質問など受けまして、担当医の先生の問診をして病室へという流れとなります。
家族の付き添いのもと、看護師の方に案内されて4人部屋の病室の1角に案内されました。
手術は翌朝の9時です。
それまでの間は、一人ただひたすらベッドに横たわってゆっくりします。
正直、私は手術へのプレッシャーからなのか前日から少し体調が思わしくありませんでした。
若干微熱もありましたが、ここまで来て引き返せません。
薬を飲むわけにもいきませんので、熱が上がらないようにひたすら安静にしていました。
体調管理というのは難しいです。
皆様には入院前に3日間はお休みを取られることをオススメします。
私は2日間は休みましたが、仕事がハードということもあって疲れが残っていました。
基本持っている薬などは看護師の方に言わなければなりませんし、それを渡さなければなりません。また、手術までの間に勝手に飲むこともNGです。私の場合、内緒で3日前くらいまで抗生物質を飲んでいましたが、痛み止めはこの間飲んでいませんでした。痛み止めは出血するリスクがあるとネットに書いてあった為です。
そんな状態でしたが、手術に向けて着実に段取りは粛々と進んでいきます。
手術担当の看護師の方が数人説明に来られました。
手術担当の看護師の方と、麻酔科の看護師の方だったと思います。
その時一番覚えているのは、麻酔科の看護師の方に質問をした時のことです。
「明日は扁桃腺の手術をしますので薬を使って、自律呼吸を完全に止めてしまいますね。」
と明るく爽やかに言われました。
えっ、息止めちゃうの?
大丈夫かな??
かなり心配になりましたが、今の医療で失敗する確率なんてほぼ無いだろうし、失敗するケースだって私の手術する総合病院ではほぼありえず、あるとすれば美容外科など少人数で手術をする場合だとネットに書いてありましたし、死亡する確率など無いに等しい10万例に1つの確率です。
心配してもしょうがないと自分に言い聞かせていました。
夕方になって食事が出ました。
もしかしたら、これが私の最後の晩餐になるかもしれないなと頭に過ぎりました。
病院食は入院時に申し込みます。
1食490円です。
私の最後の晩餐になるかもしれない食事は、華やかに彩られたちらし寿司でした。
ひなあられまで付いています。
少ししんどくて朝から何も食べておらずお腹が空いていたので、美味しく召し上がらせて頂きました。
そして明朝9時より手術ですので、この食事が固形物を取る最後になります。
また、夜中の3時までは水分を取っても大丈夫ですが、それ以降は何も飲むことも出来ません。
4人部屋ですが、他の皆さんカーテンを閉めておられたのでとても気が楽でした。
顔を合わせることもなく、ほぼ個室状態です。
ただ声が聞こえてくるのみ。
その声が結構煩いですけど。。。
私の前のベッドの方がかなりの手術をした模様で、1日中魘されていて、時には叫んでいました。
その夜、私は朝が来るまで寝れませんでした。
しかし、何とか熱が上がることもなく、翌朝の血圧測定と体温測定時には一応は通常の体調でいることが叶いました。
ほっと一安心です。
何とか体調を維持して手術にこぎつけたという感じでした。
思い返せば、私の体調不良の原因は食べ過ぎによるものではないかと考えられます。手術後は好きなものを食べられないので、全日までに牛肉から鶏肉まで食べたいものを食べたいだけ食べていましたから。
それで体がオーバーヒートしていたのかもしれません。
皆様も術前の食べ過ぎには気をつけてくださいね。
手術当日〜術後5日の記録
手術当日
手術当日の朝は心がどうしても落ち着きません。
私の場合午前9時の手術で良かったです。お日頃だと緊張でくたびれてしまうと思います。
30分前までにはトイレを済ませて、手術専用の術衣に着替えました。
浴衣のような形で両サイドがボタンで脱着することができる特殊なものになっていました。
看護師さんが迎えに来てくれて施術室まで歩いて行きます。
皆さん病室から自力で歩いていくことが普通のようです。
一応、手術当日何かあってはいけないということで家族に立ち会いをしてもらいます。
家族は手術前30分前くらいに来てもらって、私が手術室まで歩く途中で待ち合わせて合流し、病院のバックヤードを通って手術室まで一緒に歩いていきました。
家族との別れ際に貴重品ロッカーの鍵を託し、家族と最後になるかもしれない別れを告げ手術室へと一人歩いて行きました。
家族は家族で別室で待機し、色々と説明を受けたようです。
手術室の手前まで来ると頭にシャンプーネットのようなものを被せられました。
看護師さんからは、
「大丈夫ですか?」
「緊張してます?」
「はい、めっちゃ緊張バクバクです。」
など話をしながら手術室へと入っていきました。
手術室の中へ入ると、執刀医の先生など数人リラックスした様子でおられました。
部屋にはジャズが掛かっていて、緊張している私の気持ちを少し和ませてくれていました。(看護師さんに事前に好みの音楽を伝えておけば流してくれるそうです。)
先生達はとても手際が良く、ベッドに横になってすぐに体に点滴や酸素マスクなどを装着されました。
時間にしてものの1分程だったと思います。
麻酔科の先生から、
「〇〇さん、もう麻酔入りましたので直ぐに眠くなってきますよ。。。。」
その言葉を聞き終わったくらいですからものの20秒くらいで私の意識はなくなりました。
意識がなくなる直前、喉のあたりが凄く熱く感じたのを覚えています。
直ぐに気を失ったので一瞬の出来事でしたが、おそらく段取りのいい先生だったので気を失うか失わないかの狭間で肺に酸素を送り込む為の管を入れた衝撃だったのだろうと思います。
当然寝ていましたのであっという間に手術は終わりました。
体感として5分くらいの感覚でした。
「〇〇さん終わりましたよ〜、ちょっと大きいかな。」
と言って意識朦朧としている私に声をかけて、摘出した扁桃腺の入ったビンを見せてくれました。
あとから家族聞いたところ、扁桃腺はかなり大きくて一つ直径3センチ以上はあったとのことです。私もちゃんと見ておきたかったなぁ〜。
さよなら私の扁桃腺。。。
それからは移動式のベッドに移され、家族が近寄ってきたのを薄っすらと感じながら、私は声を出せない代わりに親指を立てて「大丈夫だ」と合図をしました。
直前まで息が止まっていましたので、かなり息苦しかったのを覚えています。
気がつけばもう病室のベッドに横たわっていました。
「〇〇さん気分が悪くなったり何かあれば、ボタン押してください。それと、私達の許可が下りるまで立って歩かないでください。転倒の危険がありますので。おしっこしたくなったらボタンを押してください。」
と、看護師の方より呼び出しボタンを渡されました。
家族がやってきて「帰るよ」という合図を私の腕にして、私はそれから一人半分は虚ろに時間を過ごしました。
大体立ち歩けるまで4時間は安静にということです。
たまま、片手には呼び出しボタンを握ってしばらく眠っていたと思います。
4時間経って看護師さんの立ち会いで水分摂取と歩行を行い独り立ちということになります。
しばらく息苦しさがありまだ酸素マスクをしています。
意識は半分半分で時間が経つごとに段々とはっきりしてきたので、横に置いてあった携帯を取り、口の中の様子の写真を撮りました。
寝たまま撮影しましたので光の加減が悪いですが、口の中は真っ黒です。
止血の為に大方の部分をレーザーで焼いているので、こんな感じで口の中は漫画ドラゴンボールに出てくる波動砲を食らったような感じになっています。
痛みはまだ麻酔が掛かっているのでそれほど感じません。
痛いというよりも不安定で下手に動けないなという感じです。
咳やくしゃみ、欠伸などを出来るだけしないように、また寝返りを打ったりするのも出血のリスクがありそうなので、仰向け状態で目を瞑ったり天井をじっと見つめたりして時間が過ぎるのを待っていました。
腕には点滴針が付けられていて、手術当日は基本絶食です。
全て点滴から栄養補給をしたり止血剤、抗生剤、痛み止めが入れられることになります。
痛み止めなど多用する方は点滴の方が早く効くので、しばらく点滴針を付けたままにするのですが、痛みもマシでしたのでその日の夜外してもらいました。
先生からは売店でプリンやゼリー、アイスを買って食べても良いと言われていましたが、さすがに喉も焼け野原のような状態ですし売店まで行く元気もなかったので安静にしていました。
さあ、これからはただひたすら時が過ぎるのを待つだけです。
手術当日の夜が深くなっていくと同時に麻酔が徐々に切れてきて、段々と痛みが出てきました。
首の腫れや喉や舌の違和感やむくみもあります。
寝返りをうつと首が圧迫されて咽るような感じになり苦しくなります。
さすがに寝れませんでした。
でも心配していた味覚障害もなく手術を無事に終えた安堵感に包まれていました。
術後1日目
術後1日目の朝には病院食を食べました。
内容は五分粥にお味噌汁、キャベツとシーチキンのお浸し、りんごの角切り、牛乳です。
もちろん喉は痛かったですが、昨日1日絶食していたぶんお腹が空いていたのでぺろりと食べることができました。
五分粥はとても食べやすいですし、他の飲み込みにくい固形物は五分粥と一緒に飲み込めるので良いですね。
お昼は結構ボリュームがある傾向です。
こんな感じです。
夕食には鯖が出てきましたね。喉に刺さらないように骨も抜いてくれているようです。
食事は全て良く煮込んでいて柔らかく食べれるようになっていで助かりました。
ただひたすら1日3食を待つことだけが楽しみで、入院生活はとっても暇です。
食事を待つ間、電動ベッドで体を起こして、ひたすら持ってきていたタブレットでYouTubeやAmazonプライムの映画を見るのが日課になりました。
術後2日目
術後1日目の夜もあまり寝れませんでした。
毎食後に痛み止めを飲むのですが、夜中に痛み止めの効果が切れてきて痛みで起きてしまいます。
やはり痛いですね。
まだ口を大きく開けることも喋ることもままならない状態ですし、ノドチンコ付近の腫れから鼻からの呼吸も出来ない状況です。
起きたら起きたでベッドを起こしてYouTubeを見る日々です。
1日中ベッドの上にいるのですから、いつ寝たって構やしません。
ただひたすら痛みに耐えながら時間が過ぎるのを待つのみです。
術後2日目の喉の写真です。
薄っすらと扁桃腺を摘出した跡に白いカサブタができ始めています。
しかし、それよりもこのノドチンコの腫れ様。
ノドチンコが通常の5倍くらいになっていますよね。
これだけ腫れているとどこが痛いのか正直よく分かりません。
舌も全体的に浮腫んでいますし、舌の奥にも違和感があります。
しかし心配していた味覚障害も無いので感謝です。
まだまだ先は長いので、のんびり行こうという感じですね。
この日もひたすら暇を持て余して、8時と12時と18時にやってくる食事が楽しみな日々です。
病院食はとてもバランスが良く、喉の創部以外の体調はすこぶる良くなっているように思います。
なんなら普段より体調がいいくらいです。
やはり普段食べ過ぎていて体にかなり負担をかけていたんだなと思いました。
術後3日目
相変わらず夜は22時の消灯後に寝て、痛みや違和感で夜中の2時くらいに起きるというパターンです。
状態の方は少しずつ体の可動域が広がってきて、口を開けたり鼻で息を吸ったり(まだ鼻で息を吐くのは難しいですが。)、それまで加減していた横向きに寝返りすることなども少しずつ出来るようになってきました。
声も少しずつカスレ声程度は出せるようになってきました。
しかし、この術後3日目あたりから痛みが強くなってきたように感じられます。
おそらく麻酔の効果が完全に切れてきたのだと思います。痛み止め無しでは辛く耳まで痛みがつんざく状態です。
少しずつ創部に白いカサブタが貼り始めてきて、本当に毎日少しずつ少しずつ回復していくといった感じですね。
この日はお昼ごろに看護師さんから退院日のお話がありました。
予定より1日早い術後6日目に退院しても良いとのことです。
入院保険の関係上、少しでも長く入院していた方が1日5000円という保証を頂けるので退院が早くなるのは私の懐事情にとって痛いですが、順調に回復が推移しているとのことです。
退院できるかどうかの判断は、ちゃんと食事を取れているかという部分が大きいようですね。私の場合、初日から残さず食べてきたので退院しても問題ないとの判断なのでしょう。
術後3日目の夕食から、全粥にしていただきました。
五分粥とは全くボリュームが違って満足感が得られます。
食事の際、痛みが気にならない方は早く全粥にすることをオススメします。
術後4日目
相変わらず夜は痛みで2時に起こされるパターンです。
2時起きて映画を観たり、YouTubeを観たりしていました。
YouTubeはなぜか飲食店のものばかり見ていました。カレー屋さんや定食屋さんのものを見ては、治った暁には食べに行こうと願望を膨らませていました。
アニメも「美味しんぼ」をひたすら映画と飲食店のYouTubeの間に見ていました。
なんだかんだ人間食べることが好きなんだなと思いますね。
喉の状態も相変わらずですね。
少しずつノドチンコが気持ち小さくなってきているように感じられますが、まだまだ痛いです。
声は若干カスレ声から普通の声を少し出せるようになってきました。
鼻呼吸はかなり出来るようになってきました。以前は吸い込むことは出来ても鼻から吐くことが出来ませんでしたが、それも何とか出来るようになってきました。
この日のお昼には家族に面会に来ました。
こういう時だけは甘えられます。
アイスコーヒーと、ケーキを買ってきてもらって久々の美味を堪能しました。
最高です。
普段は気にかけないですが、こういう時に家族の絆を感じますね。
有り難いかぎりです。
この日も食事を美味しく頂きました。
病院食は味が薄くて不味いという評判をよく聞きますが、私にはとても合っています。
バランスが良くて、普段暴飲暴食をしているときと比べるとすこぶる体調が良いですから。
改めて食事のバランスや食べ過ぎには注意しなきゃですね。
術後5日目
相変わらず痛いです。
ツバを飲むこむのはもちろん、欠伸をするのも痛いですし、耳までつんざく痛さです。
痛みは日に日に痛くなっているような気がします。
よく痛みのピークは3日目くらいと聞きますが、人それぞれですね。
先生曰く、
「創部の状態によって違う」
ということで、癒着が強かった部分は状態が良くなくて、より痛むのだそうです。
私の場合は特に右側が痛みます。
左側は割かし順調に来ているように感じます。
しかし、痛みといっても痛いのは痛いのですが、私にとっては想定内の痛さです。
これまで何度も扁桃腺を腫らしてきたので、その痛みとそう変わりはありません。
痛いですが、そう我慢出来ないほどの痛みではないので、手術を迷っている方がいらっしゃれば、それほど心配する必要はないかなと思います。
とにかく日にち薬です。
痛みが過ぎ去るのを待つのみです。
ノドチンコの腫れが徐々に引いているのと、白いカサブタがだんだん濃くなってきています。
安定の食事です。
いよいよ明日退院です。
明日で長かったようで短かったこの入院生活も終わりを告げます。
やっぱりかなり退屈だし、4人部屋というので気も多少使いますし、早く退院するに越したこと無いです。
術後6日(退院)〜術後13日の記録
術後6日目
6泊7日の入院生活もこの日で最後。
正直この日の朝方が今までで一番痛みが激しく感じました。
昨日で薬の処方が終わって痛み止めを飲んでいなかったからでしょう。
両耳をつんざくような激しい痛みです。
術後7日くらいから2週間あたりでカサブタが剥がれ落ちる時の痛みがあると聞いていたので、その痛みなのかなと思いつつ痛みに耐え顔を歪ませながら、入院最後の食事を頂きました。
バナナは硬くてちょっとしんどかったですが何とかクリアしました。
でも喉に電撃が走るように痛みます。
やはり痛み止めがなくてはかなり痛いです。
皆さん痛いときは無理せず看護師さんに痛み止めをもらってくださいね。
朝食を食べ終わって午前8時過ぎ、毎朝の問診に行き予定通り先生より予定通り退院の許可を得ることが出来ました。
「出血してないね。うん、大丈夫!」
「くれぐれも退院後1週間は絶対安静にしてくださいね。唐揚げなどの硬いものは絶対食べないように」
と念を押され送り出されました。
主に退院後、病院の方から指導されるポイントは以下の通りです。
○固いもの、熱いもの、辛いもの、油っこいものは控えること。
○重労働やスポーツは術後2週間は控えること。
○温まることで血行が良くなり再出血の恐れがある為、術後2週間はシャワーもしくはぬるま湯での入浴程度にすること。
○イソジンで1日3回以上うがいをすること。
○38度以上の発熱、のどの痛みの増強、のどから沢山の出血などがあれば耳鼻科を受診すること。
これらのことに気をつけて退院後生活をします。
午前9時過ぎに看護師さんから退院の段取りを聞いて、お部屋の片付けをし10時頃にお部屋を出ました。
やはりまだ完治ではないので、歩くのも少ししんどいですし、喉が腫れぼったいです。
迎えに来てくれた家族と合流をし、支払いを済ませて自宅へと帰りました。
(料金は前金の3万円を合わせますと、9万円前後になりました。)
自宅に帰って鏡で喉の状態を見てみると、光の加減で病院にいる時よりも創部がよく見えました。
カサブタがこれから厚く貼っていっているのかなという状態ですね。
右側の方が少し治りが遅いようで、カサブタも少し薄くかなり痛みます。
自宅に帰って来た開放感から、つい何をどう食べようかなどとばかり考えてしまいます。
でもまだ痛みはかなりありますし、無理はできません。
母が色々工夫して作ってくれるものの、痛みが入院時よりも痛く感じることもあり、とりあえずお粥と山芋とろろ、納豆などでしばらくしのぐことにしました。
しかしその夜、予想外に大変なことが起こってしまいました。
出血しちゃいました!
何となく気になっていた右側からの出血でした。
ベッドに横たわって、恥ずかしながら入院生活で溜まっていた性欲を満たしている最中のことでした。
本当にお恥ずかしい限りです💦
何やら喉の奥へと流れる物を感じて、「これはもしやっ!」とはっと飛び起きました。
鏡を見てみると出血しています。
今思うと出血の予兆として鈍痛が強くなっていたことが挙げられます。
出血してしまったショックもありましたが、とにかく止血しなければと思い事前にYouTubeなどで他の経験者さんが語っていた止血方法(氷水でのうがい)を実施しました。
出血はそれほど多くなく5分ほどで止まりました。
でも一応念の為、総合病院の方へ連絡をし病状を伝えました。
電話の向こうの看護師さんからは、
「血は止まっているみたいなのでしばらく様子を見て明日耳鼻科が開く時間帯にまた連絡をしてください」
とのことでこの日はそのまま眠りにつきました。
皆様もお気をつけください、性欲を満たす際に血圧が上がってしまうのですね。
治るまで我慢しなきゃなりません。
術後7日目
朝起きて直ぐに鏡を見にいきました。
昨晩出血した箇所は若干カサブタが取れていましたが、血は止まっていたので一安心でした。
一応総合病院の耳鼻科に連絡をした所、今のところは血が止まっているので経過観察で良いとのことでした。ただし、また出血したり、気になるようでしたらいつでも来院してくださいとのことです。
とにかく念には念を入れて、気をつけなければなりません。
どうしても自宅に帰ってくると行動範囲が広がりますし、それだけで少し興奮してしまいます。食事も好きな時に好きなものを食べることができるので、体のバランスを微妙に崩してしまうのかもしれませんね。
この扁桃腺摘出手術は退院後の1週間がとても大切だと感じます。
術後8日目
朝の5時頃に喉を血が伝うのを感じて目覚めました。
直ぐに携帯で写真を撮ったところ、かなりの出血です。
退院初日に出血した箇所と同じところからの出血でした。
前の出血よりも量が多く、うがいをして洗面台に吐き出すと辺りは血の海と化しました。
「あーこれでまた1から治さなきゃいけない」と途方に暮れました。
何度も氷うがいをして血は止まりましたが、2度目の出血でしたのでさすがに総合病院の担当医に診てもらいに行くことにしました。
病院へ行く道中、再入院・再手術なんて面倒なことにならなきゃいいなと思いながら家族に車を運転してもらって向かいました。
先生曰く、
「これくらいなら大丈夫だな、薬で対応しましょう。」
とのことで、何とか再手術・再入院は免れました。
痛み止めと、止血剤、抗生剤を処方してもらって自宅に帰りました。
なぜ退院した途端に出血してしまうのでしょうか?
結構多いのが退院初日だそうです。
食べ物も気をつけていましたし、お風呂にも入っていませんでしたし、運動もしていません、初日に性欲が我慢ならなかった程度です。(それがダメだったんだよ!)
私が考えた限りの原因は、寝る際に暖まりすぎたことだと思いました。
入院生活では丁度よい室温管理ですし、入院着も薄く熱を閉じ込めず快適です。
家に帰るともともと寒がりだった私は基本厚着をしていて、布団も厚めでその上毛布もかけて寝ていたので、寝ている間に血流が良くなって出血してしまったのだと考えられます。
この日から必要以上の厚着は避けるようにしました。
もう決して出血しないぞ、と気を引き締めた1日になりました。
術後9日目〜13日目
術後9日目からは、自分なりに気をつけていたことと処方されたお薬の効果で出血せずに過ごすことが出来ました。
摘出した扁桃の左側は順調に回復していき、まだくしゃみをしたり欠伸をすると痛いですが、この期間で左側に関しては唾を飲み込む際の痛みはほぼ無くなりました。
しかし、出血した右側に関しては痛みが増して飲み込む度に耳まで痛むほどです。
ですが順調に両側ともにカサブタが厚くなっていき出血リスクはほぼ回避出来たのではないかと思います。
声も徐々に普通の声が出るようになってきました。
あまり長く話すとしんといてすが、なんとか2週間ほどで声は普通に戻ってきたかなと言う感じです。
術後14日〜術後20日の記録
大体術後2週間で大方回復すると云われていますが、私の場合退院後に出血しましたので、もう少し時間が掛かるようです。
特に右側に関しては痛みは依然としてあります。
両側をよく見てみると、段々とカサブタが薄くなって薄いピンク色の粘膜が見え始めています。
希望の光が見え始めています。
でも本当に少しずつ少しずつです。
術後2週間の通院日には自分で車を運転して病院まで行きました。
やはり、車の運転もかなり負担です。
まだ首が腫れている感じがしていて、多少血圧が上がるだけで圧迫感があります。
先生からは、
「まだカサブタが残っていますね。あと1週間様子を見ましょう」
とのことで完治の太鼓判は押していただけませんでした。
本当は術後2週間で仕事復帰する予定でしたが、それも1週間伸ばすことにしました。
まだまだ喉も痛くてとてもじゃありませんが体力もついていきそうにありません。
喉や舌の違和感もまだかなり残っています。
少しずつ少しずつです。
日にち薬を少しずつですね。
術後20日〜術後27日の記録
術後20日目(退院後約2週間)で、仕事に復帰しました。
まだカサブタは取れていませんでしたが、さすがに出血のリスクは無いだろうと思って決めました。
ある程度動けますし喋ることもほぼ問題ありません。
いつまでも休んでいられません。
手術費用も結構掛かりましたし、働かなくては生きていけませんもの。
右側の腫れと痛みはまだありましたが耳をつんざくほどの痛みではないので何とかなるといったところです。
しかし問題は体力がかなり落ちていることでした。
自分の想像以上です。
この週の半ばからウォーキングを始めて週後半には筋トレをしましたが、かなり衰えを感じます。
筋力や体力というよりも、体の機能といいますか、代謝機能だったり免疫機能であったり肝機能であったり、いろんな機能が衰えているのを感じます。
やることはやれるんだけど疲れがなかなか取れません。
巷では全身麻酔の影響なども云われていますが、とにかくかなり体力というよりも回復力が落ちてしまっています。
ネット情報では術後の体力回復には2〜3ヶ月程度かかるようですね。
1日仕事に行っただけで2日間寝込んでしまうという状態でした。
術後28日〜術後34日の記録
術後約4週間が経って、先週先送りしていた通院に行ってきました。
先生からは開口一番、
「もう大丈夫、これなら大丈夫ですね。どうしても扁桃腺は全身につながっていますから、根っこが残るんです。少し膨らんでいるところは腫れているように思うかもしれませんが大丈夫です。」
と完治の太鼓判を頂きました。
確かに右側に扁桃腺の残骸のようなものが見えます。
ネットで調べる限り、扁桃腺の取り残しなどあるらしいです。それが腫れてきてまた同じ木阿弥になったという話も一部書かれていました。
少し不安ですが一先ず先生が大丈夫だと仰るのなら信じましょう。
この週から久しぶりに湯船に浸かりました。
これまでお風呂はシャワーのみだったので、湯船に浸かるのは最高の気分です。
やっぱりシャワーだけだと肌が乾燥して荒れてきてしまいますし、ゆっくり体を温めると疲れも取れやすいです。
日本人に生まれて良かった〜と思った瞬間でした。
しかし、まだこの時点でも痛みは若干右側に残っていたと同時に、それと入れ替わるように喉の奥に痛みが出はじめていました。
まだまだ油断は禁物です。
喉の奥の咽頭あたりと、舌の付け根のあたりが痛みます。
念の為かかりつけの耳鼻科に行くと、まだ炎症があるからということで抗生物質を処方してもらいました。
喉奥の咽頭炎と舌の奥に口内炎か何かが出来たのだろうと思います。
執刀医の先生は術後の痛みだと思い込んでいる節が強く、その痛みは当たり前のものとして捉えているので、なかなか感染だとは捉えてくれません。
自分ののように1ヶ月も経って痛みが消えないのはおかしいと思います。
同じように心配な方がいれば、かかりつけ医に診てもらった方が良いと思います。
案の定、抗生物質が効いて痛みが消えました。
この週の終わり頃には完全に創部両側の痛みも取れて、喉の状態に関してようやく完治したといったところです。
術後35日〜術後42日の記録
前の週の終わりに歯茎の下側に3つほど出来た口内炎が痛んでいました。
口内炎の方もかかりつけ医でビタミンを処方してもらってからは3日ほどで治癒し、いよいよ口内環境に関しては完調というところまでこれました。
手術直後のことを思えば、よくここまで来たなと思います。
しかし体力的な問題はまだまだ課題があって、先週、先々週の仕事の疲れがなかなか抜けません。
結局週の平日の予定を全てキャンセルして、計5日間ダウンしてしまいました。
振り返ると仕事の疲れもそうですが、術後からこの日に至るまで痛み止めや抗生物質など沢山飲んできましたし、加えて自分でも早く治したい思いで漢方薬(人参養栄湯)など飲んでいたり、また栄養を摂ろうとして食事を食べ過ぎていました。
全てにおいて体がキャパオーバーで、仕事の疲れだけでなく内臓も相当疲れていたのだろうと思います。
しかしこの5日間を休んだことで、これまでの体に対流していた毒素が抜けて全身を通常の状態にリセット出来た感じもしました。
あとは少しずつ体力をつけていくだけ。
これから手術を受ける方には、リハビリをすると同時にしっかり休むことも頭に置いておいて頂きたいなと思います。
欠伸をする時に多少喉が突っ張る程度で、もう違和感もほぼありません。
でも気になることが1つ、この6週間目の喉の写真の状態をよく見ると向かって左側がかなり狭まってきているように見えます。
なぜだかは分かりませんが、、
何ででしょうか?
粘膜がしっかりして分厚くなってきた証なのでしょうか?
右側は出血して治りが遅れていますので、これから左側のようにギュッと粘膜がしっかりしてきて左側のように反り出てくるのでしょうか?
少し左右のバランスが気になるところです。
まあしかし経過観察ということで、また機会があれば左右バランスの件はかかりつけの先生に聞いておきいておきたいと思います。
一先ずこれで、私の扁桃腺摘出手術の記録は終わりにしたいと思います。
いやあ、正直結構大変でした。
痛みももちろんありました。
痛みに関しては想定内でのもので扁桃炎程度の痛みでしたが、だらだらと1ヶ月ほどあちこち痛むのが辛かったかなという感じです。
それ以上に入院時の生活や退院してからの生活、食事の不自由さ、運動ができないもどかしさ、体力低下など様々に手術に付随する事柄が沢山ありますので、そちらの方が結構大変だったなというのが感想です。
これから扁桃腺摘出手術を受けようと思っている方には、私の記事を少し参考にしていただいて手術に臨んで頂きたいなと思います。
大変だったですが、もう二度と扁桃炎にならないことを考えるとまあいいでしょう。
これから元気になってそれを実感していけるのではないかと思います。
術後6週間までの重要ポイントのまとめ
最後になりましたが、これから扁桃腺摘出手術を考えている方、またその最中の方へ、これまでの回復過程で気をつけるべきポイントを3つ挙げさせていただきたいと思います。
①退院後1週間は特に気をつけて!
一番大事だったなと思うポイントは、退院後の生活です。特に退院後1週間の過ごし方は一番気をつけなければなりません。
退院後1週間は出来るだけ入院時と同じように基本ベッドの上で何もしないで安静にすることだと思います。
担当医からは主に固い物や辛い物や熱いものや油っこいものは控えること、重労働やスポーツや入浴など血圧が上がったり血行がよくなることは控えるようことを指導されますが、見落としがちなこととして私の出血の原因と思われます就寝時に温まりすぎなきことも大事なことだと思います。
私は退院初日に出血してしまったので、後の回復がかなり遅れてしまいました。
やはり出血した箇所は、また手術直後と同じく0からに逆戻りしてしまいます。
実際に出血しなかった片側は1週間〜2週間ほど早く痛みも取れて回復していったのに対して、出血した方はかなり治りが遅れました。
もし出血していなければもっと早くに治って、もっと早くに運動を再開して体力回復に努められたはずです。
だから絶対に焦らないことです。
これから手術される方は肝に銘じて創部の回復を最優先にして頂きたいなと思います。
②食べ過ぎに注意!
2つ目は食べ過ぎに注意することです。
手術前はどうしても、術後思うように食べれなくなると思って暴飲暴食してしまいがちです。
そうしますと、手術時に体調を崩してしまいます。
万全の態勢で手術に臨むためには、いつもより少し食べるのを控えて内臓を休めた方がよいでしょう。
また退院後も同じことが言えると思います。
退院後、無理して食べ過ぎて喉を痛めてしまうことも考えられますし、創部が治ってきた時にも食べ過ぎには注意です。自分が思っているよりも体力がかなり落ちていますので、消化に相当な体力を奪われて回復への体力を奪われてしまいます。
私の場合仕事を始めた当初、疲れが取れなくて困りました。
その一因は自分の体力を過信して手術以前のように食べてしまっていたからです。
体の働きが完全ではないので、食べたものの処理や仕事の疲れを体が処理しきれずにダルさが何日も続きました。
退院後1ヶ月くらいはご飯は少な目にしたほうが良いかと思います。
何事も少しずつ元に戻していくという姿勢が大切だと思います。
③運動は徐々に負荷を上げていくこと!
これも大事なことだと思います。
私は術後2週間過ぎくらいからウォーキングを始めて、その4日後くらいから筋トレをしました。筋トレといっても、腹筋とスクワットです。
でも思いの外この筋トレが体にはあまり良くなかったように思います。
筋トレの疲れが思った以上に出てしまいました。
筋肉痛になるわけではないのですが、体が異常にダルくなって3、4日寝込んでしましいました。
おそらく体に大きな負担が掛かって耐えきれなかったのだと思います。
回復するのにかなり時間がかかってしまうと余計に運動できず体力作りの障害となってしまいます。
ですので、少しずつ少しずつ小さな負荷の運動から徐々に徐々に負荷を上げて行くと良いと思います。
くれぐれも運動のやり過ぎには注意してください。
始めやすい運動として一番のオススメは、ラジオ体操でしょう。
ラジオ体操は全身を満遍なく適度に動かすのに最も適した全身運動です。
寝たきりの状態からのリハビリ運動としては、全身の筋肉と関節をたった数分で動かすことが出来るのでとても良いと思います。
術後元気が出てきたら是非少しずつやってみてください😊✨
以上3点をこれから扁桃腺摘出手術をされる方へメッセージしておきたいと思います。
上手くいけば手術から2〜3週間で回復するのではないかと思います。
ポイントは「とにかく焦らないで慎重に事を進めること」、急がば回れの精神が大事だと思います。
術後6週間しか経っていませんので、本当の意味で扁桃腺摘出手術をしたメリットを感じるまでには至っていませんが、私の場合体力の方は抜きにして(6週間で体力は通常時の20〜30%ところだと思います)やっと普通の状態に戻れたいえるのがこの6週間という期間です。
正直、扁桃腺が腫れなくなるのは当然でしょうが、扁桃腺以外の部分、例えば咽頭炎になりやすくなるのか?または口内炎が喉の奥にできてしまわないかなどのリスクがあるかもしれませんので、もう少し時間をかけて様子を見ていきたいと思います。
またこの先時間が経ってからの経過報告等、コチラの記事に続けてメリット・デメリットを加筆していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
長々と私の扁桃腺摘出手術の記録をお読みいただきありがとうございました。
また良かったら他の記事なども読んで回ってあげてください。
一先ずこれで以上となります。
ありがとうございました!
経過記録
術後2ヶ月後
術後2ヶ月が経過しまして、どのような状態であるか記録していきたいと思います。
まず喉の状態はというとこんな感じです⇩
術後2ヶ月が経過しました喉の状態は、至って良好です。
違和感も殆ど無くなり、痛みもありません。
そして何よりも喉が腫れないということが嬉しいです。
以前は人との接触でバイ菌が入って喉が腫れたり、寝ている間に喉が乾燥して喉が腫れたりというのを何度も繰り返して来ましたが、今は全く大丈夫です。
やはりこれは扁桃腺摘出手術の大きなメリットですね✨😂
バイ菌が入ったとしても多少荒れているなという程度の感覚で、うがい薬で小まめにケアして一晩寝て休めば大概のものは自然に良くなります。
2ヶ月過ぎてからは口内炎や咽頭炎にもなりませんし、喉の粘膜の状態がかなり改善されてきたのが実感できます。
ただ体力の回復具合はどうかというと、これはまだかなり厳しい状況です。
徐々に疲れが取れる期間は短くなってはきているものの、まだ以前の体力と比べて60〜70%といったところです。
未だ筋トレやランニングをして体力をつけるといった状況にまでには至らず、先ずは仕事の疲れを取ることを最優先にしています。
しかも、その仕事もいつもよりかなりセーブした状況です。
休みを取りつつまだ50%程度セーブしています。
体が完全に回復するまでにはおそらくあと2、3ヶ月は掛かるのではないかと感じています。
地道にコツコツ負担なくできるウォーキングやラジオ体操、軽い筋トレをメインにやっていきたいと思います。
ではまた来月、3ヶ月目の経過後の報告まで。
術後3ヶ月後
術後3ヶ月が経ちました。
扁桃腺があったエラの部分がほぼ無くなってスッキリしてきました。
喉の状態はとても良い状態です。
2週間ほど前に風邪かコロナか何かは分かりませんが、身体がだるくしんどい症状が10日ほど続きましたが、喉が腫れることはありませんでした。恐らく、コロナではないかと思われます。
今は症状もなくなり喉の状態は何も問題ないのですが、術後3ヶ月経っても未だ体力の方は以前に比べ70〜80%といったところです。
徐々に筋トレやウォーキングに耐えれるようにはなりましたが、まだまだ仕事の疲れを取るだけで精一杯。仕事のない日に少しのウォーキングやスクワット、ラジオ体操なだ無理のない程度に基礎体力を上げている段階です。
やはり、体力が完全に以前の状態に戻るまでには半年程は掛かるのではないかと思います。
以前はウォーキングの間に50メートルダッシュや階段ダッシュを数本、その他筋トレを軽くこなせていたので、当面はそこまで戻ることが目標です。
でも少しずつ身体は引き締まってきて、身体機能が上昇している感触はあります。
毎日できるだけのことを少しずつ少しずつやっていきたいと思います。
こんな時に結構役に立つものがあります✨
“栄養ドリンク”です。
仕事前や仕事後寝る前などに飲むと翌朝はかなり疲れがマシです。
仕事前にはカフェイン入りのものを、寝る前にはカフェイン0のものを飲むようにしています。
体力が付くまでは暫く栄養ドリンクに頼って頑張っていきたいと思います。
ではまた1ヶ月後に報告したいと思います。