ユリブロ

目指せ奇跡の50代、遅咲き男の娘ユリのブログ。略して『ユリブロ』

 

真夏のセラピストの限界点〜暑さと忙しさで気を失いそうになる

皆様いつもご覧くださいまして誠にありがとうございます。

ユリブロを運営しております、女装子のゆりです。

 

今年の夏は本当に暑いですね💦

気温もそうですが、紫外線も強くなっているようで日に当たっているだけで凄く体力が消耗してしまいます。

本格的にマッサージセラピストを始動して初めて迎えた夏。

特に8月はボーナス給付後ということもありますし、また、お盆休みもありますので大忙しの時期かなと思って、この8月に向けて体力づくりなんかにも励んでおりました。

しかし、蓋を開けてみれば8月に入ってカラッきし仕事が入ってきません。

どうやら猛暑に加えて、4年に一度のオリンピック期間ということもあり、お客様はあまり外に出られない模様です。

そして、オリンピックが終わってお盆に入り、仕事も増えてくるかなと思いきや、これまたカラッきし仕事は増えてきません。

お盆はお盆で家族サービスや帰省など、出費が増えるので私達マッサージセラピストに費やす余裕がないのかもしれませんね😅

もちろん、超人気セラピストさんなどは、一年中そんなことは関係ありませんが、私達弱小セラピストにとっては厳しい夏となりそうです。

8月前半はお店をオープンしてからこれまでの間で、一番暇な期間を過ごすことになりました。

 

 

実家の自分の部屋のベットに横たわって、もうダメなのかな、、、一生お客なんて来ないのかな、、なんてしょんぼりしていた矢先。。

お盆を明けてからあれよあれよと予約が入ってきました!

良かったぁ!🥹

これで何とか食いつないで行けそうです。。

しかししかし、ここからが大変だったのでした。

 

お盆連休が明けて1日挟んでの8月20日、2名様のご予約を対応しました。

仕事が終わったのは夜中の2時です。

22日と23日とにもご予約が入っていて、しかもどちらも2名様ずつでしたので、さすがに21日は体力温存の為にお休みしました。

今思えば休みを入れたのは良い決断だったと思います。

22日はお昼の早い時間帯と夜中の時間帯のご予約でした。

このようにご予約とご予約の時間が空いているのが結構辛いのです。

私のお店はレンタルルームを使っているので、お一人目の施術が終わると、何処かしらで休憩しなくてはなりません。春や秋の気候の良いシーズンなら車の中で寝ていられるのですが、この猛暑ですから困ったもの。

次の日に備えてコインランドリーでタオルと衣装の洗濯を終えて、車の中に戻ると中地獄でした☀️😭

まだ次の予約まで5時間ほどあって、どうしよう。。と考えました。

経費的に勿体ないですが、近くのスーパー銭湯に行くことにしました。

この猛暑ですから、850円の出費も仕方ありません。

 

 

外は灼熱の太陽が照りつけているとあって、皆さんスーパー銭湯に避難していました。

中はたくさんの人集りで、人の汗の匂いと熱気で室温が上がり気味でした💦

私は汗の染み付いた畳の休憩スペースで寝転んで時間を潰しました。

ひたすら寝ました。

ひたすら寝て、体力を回復させることが仕事です。

この日は何だかお一人目の施術を終えてからいつもより疲れていました。

いつもならも少し元気なのに何故でしょうか?

でも確かにマッサージセラピストのお仕事は基本ハードです。

長時間マッサージするのはもちろん、オイルトリートメントを施して、床についたオイルやその他お風呂場から何からお部屋の隅々まで清掃をしなければなりません。2時間の施術には2時間の準備作業や後片付があるので、お一人対応するだけでもかなりの大仕事になります。

夏場を迎えてより体力が消耗してしまったのかもしれません。

または、最近首にできている皮膚の湿疹が私の体力を奪っていたのかもしれません。

兎に角、いつもより疲れが残っていましたが、まだまだご予約も残っていましたので、ここで倒れるわけにはいかないと思いつつ、ひたすら寝て過ごしました。

3時間ほど横になっていたので、何とか少しは体力が回復して夜中のお客様への対応を無事に済ませることが出来ました😅

終わったのは夜中の2時です。

次の日もお昼の早い時間帯から、今度は立て続けにご予約が入っています。

この日はレンタルルームに泊まらせて頂くことにしました。

 

私は枕が変わると寝れない方なので、この泊まりの次の日は必ず寝不足になってしまいます。かと言って、世中に2時間かけて実家に帰って、数時間寝てまた2時間かけてレンタルルームまで来ることを考えると、泊まることがベストなのは明らかです。

寝れないけど仕方ありません。

ただ目を瞑って何も考えずに、呼吸を整えるのみです。

 

 

23日の朝、浅い眠りから起きると、案の定、自分の体調には全くもって自信の持てない状態でした。

風邪を引いてしまっていたのかもしれませんし、単なる寝不足なのかもしれません。

私は兎に角、持ち合わせていた胃薬やら痛み止めやら、抗生物質やらを飲んで対処しようとしました。

しかし、このように薬を飲み過ぎたことが後になって体に響いてしまいます。

オーバードーズと呼ぶのでしょうか?

痛み止めなど、時間を空けずに飲んでしまったことも悪かったかと思います。

 

しかし、この日の1人目のお客様には助けられました。

というのは、凄く大人しい感じのお客様だったからです。話をする気力を失いかけていた私にとって、静かに施術を受けてくださるお客様には助けられました。

しかし私は施術中、だんだんと自分の具合が悪くなっていくことに気がついていきました。

これはヤバイんじゃない?😰

吐き気がしてきた?🤢

そう思っている内に、施術中なのに意識が遠くなってしまいそうになりました。

しかし、生活の為にはここで倒れるわけにはいきません。

気だけはシッカリ持って、超省エネ施術でお客様をもてなしました。

筋肉が柔らかくて小柄な体型の方だったことも、あまり力を使わずに済んで助かりました。

なんとか誤魔化しながらも、既のところで1時間半を乗り切り、最後はプロ根性でお客様を笑顔でお見送りすることができました。

当に根性以外の何物でもありませんでした。

 

 

次のお客様までのインターバルは1時間です。

体力はなかなか回復しません。

しかし、このお客様がこの日の最後のお客様で、2日後まで予約は入っていないので、何とか踏ん張りたいところです。

30分経ってしんどかったら、キャンセルさせていただこうと心に決めて、心を鎮めて自分の体の頑張りを待つことにしました。

しかし、なかなか回復しないものです。

私は最後の賭けに出ました。

リバースしてしまうことにしたのです😰

おそらく痛み止めの薬が効き過ぎていて、逆に体の血流が弱くなっていることを感じていたので、胃の中に残っている薬の成分を吐き出すことにしました。

「うぉえー!うぉえー!」

目に涙を浮かべて、胃の中にあるものを吐き出しました。

吐いたことすら久しぶり、いや何年ぶりかのことでした。

 

率直に言って、吐いたら少しスッキリしました。

気持ち悪い時は我慢せずにリバースすべきですね😅

これなら行ける!私はそう思いました。(体力が綱渡りすぎる💦)

 

この日の最後のお客様は2時間半コースです。

2時間半というのが、何とも微妙な体力限界のギリギリの時間でした。

でも車も買い替えることだし、生活費も稼がなくちゃいけないし、お金はいくらあっても足りません。

私は最後の気力を振り絞ってお客様を精一杯おもてなしさせて頂きました。

どうにかこうにか、全ての力を出し切って無事に仕事を終えることができました。

 

安堵しました💦

生も根も尽き果てたとはこのことです。

滅茶苦茶疲れました😭

次の日は1日の空いていましたが、もちろん予約を受ける余裕もなくお休みしました。

でも何とか乗り切れて良かったです。一時は万が一、救急車で運ばれていた危険すら感じました。

あー良かった。。

 

 

 

やはり今回の経験で、この夏の猛暑というのは、かなり体力に影響を及ぼしていると思いました。

私が外に出るのは、ほぼ駐車場から駐車場を歩くだけなのですが、それでも車を長時間運転している間に窓ガラスから紫外線を浴びてしまうので、かなり消耗してしまうようです。

調べますと、この猛暑で紫外線を浴びる影響として、①皮膚の炎症が起きて炎症を回復させるために体力が奪われること、②脳から大量の活性酸素が分泌されてしまいビタミンCが大量に消費する、③目から紫外線が入って脳の神経細胞が酸化ストレスを受け自律神経が乱れてくることど、紫外線によって体力を大きく奪われることが記されています。

 

現在、盆明けの忙しい週が終わって3日間ほど経ちましたが、3日目にして漸く体力が回復してきました。

2日前に病院に行きまして、ビタミンB2,B6と、清暑益気湯という夏バテに効く漢方薬を飲んだことも功を奏して、何とか体も戻って来ました。

 

夏はこれまでと同じに考えていてはいけないなと思い白されました。

毎年、日差しも強く、紫外線も強くなっています。

皆さんも真夏の猛暑対策をしっかりして頂いて、健やかな夏をお過ごしいただけたらなと思います。

私もこの教訓を次に活かして、同じ轍を踏まないように聢りと対策をしたいなと思います。

まだ暫く暑さは続きますが、体に気をつけて頑張っていきましょう✨😊

 

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